2012年12月27日木曜日

活動報告fromM

ヘリンボーンの活動員は3人。普段は、統括(笑)のNがここを管理しています。Mさんは、三人のなかでは一番若く、二人のお子さんがいます。ヘリンボーンを立ち上げたときに妊娠したので、お子さんは勝手にヘリンちゃん(男子)と呼ばせてもらっています。子育て中なので、なかなか活動は難しいのですが、ご本人から、活動報告が送られてきたので、以下、ご報告します。

活動報告M

ヘリンボーンの立ち上げたとほぼ同時に、妊娠・出産で早2年。我が家の小さな怪獣へリンちゃんも2歳。
イヤイヤ期まっさかり、好奇心旺盛でなかなか制作が出来ず…。振り返ると、今年、制作したのは2本だけでした。






1つは麻のショール。
Nさんの麻のショールが素敵で、マネして織ってみました。
強撚糸が効果的に出て、面白かったです。平織でも糸によって、ずいぶん変化がでるのを実感しました。秋口にこのショールを巻いて出かけると好評でした。


もう一つは、綿のチビショール。
吉祥寺のアナンダで綿糸を購入したので、作ってみました。
インドの染め職人の青年が100色染めたものらしく、微妙に色の違う糸がたくさんあって、選ぶのに迷いました。
出来上がり後、仕上げに水通しをしても思いのほか色が出なく、鮮やかなまま綺麗。春になったら、活躍しそうです。

来年はもう少し頑張って活動したいなと思う今日この頃。 


余談
へリンちゃん&へリン姉は、織をはじめた頃にリジットで織った、
手紡ぎのちびマフラーを愛用してます。とっても懐かしい。
手紡ぎはそれ以来やってませんが、やっぱり味があって、いいですね。

2012年12月1日土曜日

麻のショールが完成。

強撚糸を使った、麻のショールが完成しました。ベージュの部分が強撚糸を使っています。強撚糸というのは、名前のとおり、糸に強い撚りがかかっているもの。水に浸したときに撚りが戻るのですが、そのときに撚りのかかっていない糸(今回は白)をひきこんで、糸に立体感をだします。
そうすることで、首にまとわりつくような、クシュクシュ感が出来上がるのです。
春から秋にかけて活躍する、薄手のショール。オーダーです。

2012年11月29日木曜日

オヤ トルコの縁取り

「トルコの伝統的刺繍とオヤ&ビーズの縁飾り展」をみてきました。縁取りも刺繍もたくさんあって、「かわいい〜」という言葉がたくさん飛び交っています。

無料のワークショップで、ビーズの縁飾りの作り方を教えてもらいました。基本はかぎ針。でも糸が細かくて慣れるまでが少し大変でした。でも、かわいい!それらしい形が出来上がりました。また色々とためしてみたい気分です。

2012年11月28日水曜日

オーガニックコットン 綾織り 紫 完成

小学校から一緒のお友達が注文してくれました。オーガニックコットンの紫、綾織りのマフラーです。
友達から注文がくると、やはりいろんなことを思い浮かべながら織ってしまいます。そして、気持ちも込めます。

オーガニックコットンの糸は、今年から使い始めているので、まだ色々と試したいことがたくさん。色の組み合わせも、柄も、織り方でこんなに風合いも違うのだとまだまだ驚くことが多い気がして楽しみ。なんだけど、そろそろウールも織りたい所。機の数も1台で、1本をすぐには織れないので、それほどたくさんできず、たまに気持ちが焦ります。

2012年11月26日月曜日

Etsyから学ぶこと

先日注文した水色の陶器のボタンがとても感じが良かったので、再び赤のボタンも購入してみました。人によってなのですが、もう一度注文するときに使えるサービスチケットがついていて、それも試してみました。二度目の注文をとても喜んでくれたようで、手書きイラストのメッセージカードと、ハート形の陶器のオーナメントがおまけでついてきました。こういう気持ちの行き来が面白く、重要なんだと思います。買い物しながら色々と学ばせてもらってます。

2012年11月24日土曜日

キエプテン体験

フィンランドのバイキング時代から使われている道具「キエプテイン」という木製の道具を使って、ひもを作るというワークショップに参加してきました。
道具はシンプル。昔やったリリアンにも動作が似ています。でも、この「バイキング時代」と「フィンランド」に強く惹かれます。ビーズを編み込んで素敵なブレスレットもできるので、色々と試してみます。原理はみな近いんだけど、国によって色々違って面白いですね。

2012年11月23日金曜日

Etsyにて再び...

引き続きEtsyで購入。ウクライナからネックレスが届きました。2秒くらいの砂時計がペンダントトップについています。
ファンタジーな気分になります。

2012年11月21日水曜日

作品?

こんな細い糸を体から出して、ある用途のためにこんなにきれいに巣を作り出す、この完成度の高さに感心。
どうやって作ったのか、聞いてみたいです。

2012年11月20日火曜日

オーガニックコットンマフラー 紫 平織り完成

今回は、スーツに合うように作ってほしいとオーダーされたので、平織りで少し厚手の生地にしてみました。
縞模様は、実をいうと1本1本が微妙にずれているので、普通の縞とは表情が違います。これがちょっとおしゃれな感じ。たて糸を太くすると、ふさがもっさりとしてしまうので、厚手にするにはよこ糸に太めの糸を使ってます。
いままでの平織りよりも少し張りがあって、スーツのしっかりした感じに負けないのでは、と思います。
気に入ってくれますように。

2012年10月13日土曜日

陶器のボタン

引き続きEtsyにはまっている私は、日々新しい作家さんとの出会いを楽しんでいます。二人目の作家さんはアイルランドからの陶芸作家、KaroArt さん。水色の色の出方、鱗のような柄の出方の一つ一つ違っていてランダム。この手仕事だけど、品のある感じがなんともいえません。

洋服やバッグのアクセント、あとアクセサリーや髪をとめるゴムなど、様々な使い方を考えていますが、とりあえずはながめてしばし楽しみます。

しかし、アイルランドの作家さんから直接メッセージ付きで届くのはうれしいですね。しかも届くまでの時間も楽しみのひとつです。

2012年10月12日金曜日

オーガニックコットンマフラー綾織りカーキグリーン完成

Facebookにアップしてからすぐに注文がきました。高校の同級生のKくんです。

首が太めで長めのものが欲しいということでしたので、お好みの長さのマフラーをはかってもらいました。180センチを指定されたのですが、長め、190センチに近い長さにできました。グルグルっと二重巻きするには余裕です。

前回の紺は、95センチの約半分。気軽にするにはいいのですが、ちょっと短いかな。ちなみに、150〜180センチが普通の長さだそうです。以前、大人用の串団子マフラーは220センチをオーダーされたのですが、これはかなりボリューミーでした。長さの好みは人それぞれですが、マフラーの素材にもよりますね。オーガニックコットンはコシもないし、結構長くても大丈夫そうですが、綾織りと平織りの違いでもかなり感じが違います。

ともあれ、仕上がりはとても気持ちがよく、カシミアのような肌触りです。ともあれ、同級生の男子につくるのはなんとも不思議な気分ですね。友情と愛、込めてみました(笑)

2012年9月30日日曜日

藍染めの科学

区の科学館で開催した「藍染めの科学 インド藍を用いた濃色一回染め」という授業を受けてきました。インド藍がビニールの袋に入っていて、その中に布を入れて染めることで手を汚さずに完了します。
藍は空気に触れると酸化してしまうので、そのビニールの素材が重要なのですね。還元、酸化、藍染めを科学的な側面から理解することができました。染めたのは、手ぬぐいと、風呂敷の布二枚。折り紙のように織って糸をくくるのですが、柄の出方が未知なので、そこでかなりの時間をとってしまいました。理科の実験室のような部屋で、白衣の先生からの授業はとても興味深いものでした。

2012年9月28日金曜日

オーガニックコットンマフラー新作。

ヘリンボーン柄のオーガニックコットンマフラーを試作しました。今までの平織りとちがって大機を使ってつくるので、糸が切れないかどうかが心配でしたが、特段切れることもなく無事に出来上がりました。
出来上がったマフラーの質感をみたら、同じ糸を使って作ったとは思えないほどのふわふわ感。よこ糸の表面積が広いからなのでしょうか、平織りが「高級ふきん」だとしたら、ヘリンボーンは「高級タオル」です。好みですが、暖かいので、チクチクのウールのマフラーが苦手な人にはよさそうです。
暑い夏にはお休みがちの制作も、涼しくなってくる俄然意欲がわいてきます。いろんな組織を試したい!

2012年9月27日木曜日

綿の花が咲きました

壮大な計画のもと(笑)に育て始めた綿の花がついに咲きました!うちは日当りがいまいちなので、遅咲きだし、花の数が少ないような気がするのだけど、まずは最初の一歩。ひとつでも綿ができたらいいなぁ、コットンボールをみてみたいなぁ。
あともうひと辛抱です。

2012年9月26日水曜日

現代風もんぺを作ってみる。

シャツ、スカートに続き、織った布を仕立てるための型紙は常時探索中。今回は、福岡の「うなぎの寝床」というお店で販売している「現代風もんぺ」の型紙にトライしてみました。着丈幅の布からできるというものです。
サイズは、S(スリム)、N(ノーマル)、W(ワイド)とあって、まずはスリムから試作。男性用かとおもいきや、スリムサイズは私にぴったり。しかも形がおしゃれ。部屋着だけじゃなく、ちょっとした街着にも大丈夫そうです。今回は、半分パッチワークの生地、あと半分を無地の生地で仕立ててみましたが、いろんな生地(ウールとか、スウェットとか)で試す予定です。

2012年8月26日日曜日

ゆびあみ

アヴリルの「ゆびあみシュシュキット」でシュシュを作ってみました。ものすごい短時間で編めるのですが、ゴムを入れるのに若干コツが。糸は、3〜4種類が混ざってできているのですが、この組み合わせ方が絶妙。私はあまりしないので、高校卒業したての姪にあげるつもりで糸選びをしたのですが、出来上がってみると可愛くて、思わず私もしたくなりました。他にも色んな色があったので、もう一度お店にいって選んでみようかと思ってます。姪が実際に着用した写真を送ってくれました。やっぱりかわいいです。

しかし「ゆびあみ」って道具を使わなくて、糸さえあればどこでもできる、すごい手芸ですね。暑い夏には、このくらいのゆるい編み目がちょうどよい感じです。

2012年8月7日火曜日

知らない作家さんと出会う

手作り作家さんのためのサイトは国内でも多くなっていますが、海外のサイトEtsyの世界観が美しく、はまってます。最初はかわいいネイルシートを見かけ、知ってはいたのですが、あらためてID登録して購入までしようと思ったのは初めて。だいたいネイルなんて、手仕事(家事と手芸)には邪魔なだけだし、なんとなくファンシーな世界観に踏み込めずにいたのですが、これを見てやってみたい!と思わず。

注文するとイギリスに住む作家さんからメッセージ付きで直接送られてきました。しかも1シート393円+送料40円という安さで、注文から送られてくるまでに1週間弱という早さ。待つ間も楽しみの時間でした。

Etsyのサイトには他にもたくさんの作家さんが色んな物を出していて、自分なりのセレクトショップを作る感じで、今は作家さん探しに夢中。色んな国の色んな作家さんの創作深度に触れる事ができ、すごくワクワクします。あぁ、世界には色んな人が色んなことを思って物を作ってるんだなぁと、あらためて思いを馳せてます。

いつの日かHerringboneも....?

2012年8月6日月曜日

綿 成長中

6月中旬から育てた綿がスクスク大きくなってます。
綿は亜熱帯の植物、暑さには強いそうで、今根をはってます。E.T.の身長3センチで、その大きさをご想像ください。

2012年8月5日日曜日

藍の生葉染めの糸でカード織

区の講座の後半は、藍の生葉で染めた毛糸でカード織をしました。
カード織は、ミイラの古墳から発掘されるくらい昔からの技術。木と自分の体を糸でつなげることで織り機になります。ピルタナウハ織の時は櫛状のものに糸を通すのですが、カード織はその部分が厚紙に4つ穴をあけたカードを重ねた物。この違いとカードを回す事によって複雑な柄を織る事が可能になります。
実は数年前にはまって、何本か作ったので経験済みでしたが、先生が違うとまた教えてもらえることも少しずつ違うので勉強になりました。

2012年8月4日土曜日

スカートを試作

大量に布が販売されている今の時代は、布ありきで使い方を決めることが多いのですが、私たちのように少量を織る物は、最初に何を作るかを決めて、糸の材質、量を計算をします。なので、作るアイテムの型紙は織る前から必要....となると、作ることのできるアイテムの型紙探しは重要。

新しくできた布屋さんに入ったら、型紙で作った洋服を実際に試着ができました。実はこういうサービスは普通の布屋さんにはめったにありません。色々試着してみたら簡単そうで奇麗な形のスカートが。布を購入するとタダでくれるというので、買ってきました。「リバティプリント」のスカート。少々お値段は高かったけど、夏にはちょうどよい涼しさです。

実はこのスカートは二時間で完成。型紙も正確には型紙でなくて仕様書でした。布を一ミリたりとも無駄にしたくない私たちにとっては、無駄な布も出ないという優れもの。こういうアイテムを少しずつ増やしたいところです。

2012年8月3日金曜日

綿を紡ぐ



たまたま近所のカフェで「綿を紡ぐ」講座があって、もちろん!参加してきました。
コットンボールから種をとる「綿くり」。綿繰り器でクルクルまわすと種と綿の部分がきれいにわかれます。次は繊維をそろえる「綿うち」という作業。今回は綿打ち弓を使用。そしてようやく「紡ぐ」作業に。スピンドルを使いました。

羊毛は紡いだ事があったので、楽勝かと思いきや、綿はさらっとしているために指から逃げやすくすぐに切れてしまって難航しました。布団屋さんでは、紡ぎ用に布団綿を売ってくれるところがあるそうで、練習用に少し分けてもらってきました。練習します!


2012年8月1日水曜日

藍の生葉染

「藍の生葉で毛糸を染め、カード織で夏色のベルトをつくる」という区の2回講座があって、早速参加する事に。区で育てた藍の葉っぱは寸前に虫に食われてしまったようで、虫食い状態でしたが、葉っぱをむしってミキサーに入れてしまえば問題なし。藍染は通常は藍瓶ですくもをたてて行うので、なかなか敷居が高いのですが、こちらは本当につけるだけで簡単。思ったよりきれいな色が染まりました。

両端の丸は、蛇腹状にした布を洗濯バサミの丸い部分ではさんで、あとは輪ゴムでつまみました。楽しかったので、来年にむけて自分でも藍を育ててみたくなりました。後半はまた後日。

2012年7月10日火曜日

オーガニックコットンの糸について


少しさかのぼりますが、糸の話です。
織をはじめてから十数年になりますが、好きな糸と出会うのは初めて。
このオーガニックコットンの糸は、生成り以外にもエコ染めという染め方で染められているのですが、その発色がとても好み。織ってみて、使ってみたら、その肌触りに惹かれて、もうこの糸をうまく使ってあげたい!という気分になりました。


オーガニックコットンという素材にも惹かれます。私はアトピーではないので、チクチクに弱いわけではないのだけど、体にやさしいものというのは地球にもやさしいそうで、土にもかえります。


この糸は、そんなオーガニックコットンの中でも、高速紡績の際に出て来る、本来は廃棄処分されてしまう「落ち綿」を原料にし「ガラ紡」というという機械(現在では全国で2〜3件しかない)を使って作られています。「ガラ紡」は、川水の流れを動力としていただけあって、非常にゆっくりゆっくり動き、育てるように糸を紡ぎだすので、繊維の短い落ち綿を使って、手紡ぎに最も近い糸を引くことができます。糸は、独特の凹凸があるため、繊維に汚れ、油、ほこりをからめとってくれるので、食器洗いに使えば洗剤いらず、洗濯、洗身に使えば大事な油分を残していしっとり洗い上がります。


もう、こんなスペックを聞いたら、もったいなくて糸が使えなくなりそうですね。使いますけどね。

2012年7月9日月曜日

オーガニックコットンマフラー4本目


色んな人の感想を聞きたい!と思って勇気をもってFacebookにだしてみたオーガニックコットンマフラーの数々が、実はとても好評で「わたしもオーダーできますか?」というお問い合わせを数件いただいています。もちろん!Facebookでつながってるのは、友人知人ばかりなので、すぐに糸の色見本を郵送しています。このマフラーは写真で見るより肌触りが素晴らしく、なかなか良さはわからないだろうなぁと思いつつもアップしているので、その好評ぶりに正直驚きました。オーダーしてくれる人の顔を思い浮かべながら、ゆったりした気持ちで織ります。色を生かしたいとか、実験とか、かわいい!とか、そういう気持ちが今までの原動力だったのだけど、気に入ってくれる人に作るのもいいですね。やはり人の反応ははげみになります。
というわけで、生成りと水色(生成り多め)柄はおまかせ、のオーダーだったのですが、写真で見るとほぼ生成り。よ〜くみると水色が所々にあって、夏の冷房対策にはすずしげに見えてよいかもしれません。気に入っていただけたようで、とてもうれしかったです。

2012年7月7日土曜日

大麻(合法)です。

綿についてのレクチャーがあると聞いて、「いとなみの自然布展」という展覧会にいってきました。自然素材から作った糸や、布、着物などが販売されていましたが、中でも驚いたのは大麻。え?これは本当にあの大麻なの?と問いただしたのですが、都道府県知事の許可のもとで栽培しているそうですね。大麻は、罪咎穢れを清める力が強いと言われていて、お祓いの場や、大相撲の横綱などにも使われているんですって。写真は、茎なのですが、これを紐状にしてアクセサリーを編んだものが売っていて、ちょっと固めだけど素敵だったので作ってみようかな、と、興味本位で買ってみました。

2012年6月21日木曜日

オーガニックコットンマフラー オリーブグリーン完成

夏に近づこうというのに肌寒い日が続き、オーガニックコットンマフラーがこのところ大活躍。肌触りは最高、だけどまだまだ色柄の研究は続きます。オリーブグリーンを使ってみました。さし色に紫を入れたら「抹茶あずき」です。いろんな物にあいそうな色。しかしこのオーガニックコットンの色味はすべてジーンズとの相性がとてもよいですね。次は青か、あとはキナリ中心で色んな色をさしていくのを試そうかと思ってますが、メーカーの糸の在庫がそれほどないので、ちょっと焦ります...。

2012年6月20日水曜日

串団子三兄弟

冬に、串団子マフラーを気に入っていただいた方から、お子様3人用のマフラーの注文をいただきました。少し小さめのサイズです。自分のものがわからなくならないように、タグの色を変えてみては、と思い、好きな色を選んでいただきました。家族みんなで同じマフラーをするなんて、なんだか素敵だなぁ。私も5人家族だったけれど、お揃いなんて考えた事もありませんでした。まだまだ小さなお子様たちが、このマフラーとともにいろんな思い出を作っていくのだとしたら、なんだかうれしいなぁ。

2012年6月19日火曜日

綿が出芽

スタートとしては遅れ気味の6月の中頃の栽培でしたが、綿の種を植えたところ、にょきっと芽が生えてきました。まだまだこれから先が長いのですが、発芽しないこともあるそう。まずはこの、パワーのありそうな芽が育つように願って。

2012年5月29日火曜日

綿の種

綿の種をもらいました。羊も蚕もちょっと無理そうだけど、綿だったらひょっとして、と思ったのですが、どうかな。植物を育てるのは難しいですからね。

最終的には綿のちいさな畑ができて、そこからとった綿を紡いで糸にして織る、みたいな自給自足的な事ができたらすごい。かなり満足感が高いだろうなぁ。

2012年5月24日木曜日

新糸「スクスク」

昨年の秋に織ってみた串団子マフラーが好評で、いくつか注文をいただきました。糸の在庫がなくなるのがこわいので、まずは糸を取り寄せ、同時に、ネーミングに惹かれ、新しい糸「スクスク」というウールの太めの糸を注文してしまいました。薄めと濃いめの茶系を2色。色んな色があったのですが、今回は売り切れ。残念、秋まで待たないといけません。

好きな糸が見つかるのはうれしいけど、在庫がなくなるのはかなり残念。右のクルクルの糸は名前はないのだけど、かなり気になっている糸。あとは、「インカ」という名前の糸があって、それも気になります。

秋までには、「スクスク」でスクスクマフラーを作ってみる予定。いい感じに仕上がるといいなぁ。

2012年5月23日水曜日

おまけです。

以前織ったカシミアのマフラーを、サンプルで首巻きに仕立ててみた物が、ポイッとおいてあったのを見て、友達がいたく気に入り、この柄でクッションを仕立てて欲しい!と注文がきました。カシミアは糸自体が高いのでどうかなぁと思ったら、案の定45センチ角のクッション2個分では材料費だけで2万円超え。注文は取り下げてもらって、他の注文もいただいたので、それのおまけとして首巻きをほどいて小さなクッション(25×27センチ)を仕立てることにしました。おまけを先に作ってしまいましたが、すごくかわいいです。手触りもいいです。柄は私たちが「コーヒー豆」と呼んでいる柄のまん丸バージョン。串団子みたいです。

2012年5月7日月曜日

シャツをつくってみました。

自分で織った布で、ちゃんと着ることのできる服をつくる事ができたらなぁと長年思っていたのですが、先日行われていた谷さんの個展で、今回は型紙を売っていて、試着してみたら結構よさそう&作れそう、という事で、購入して作ってみる事にしました。気分を盛り上げるために、布も新たに購入。

シャツといってもフレンチスリーブなので、袖を別途つなぐ事もなく、襟ぐりとか袖ぐりとかの処理が若干あるだけで簡単。前身頃のゆとりが結構いい感じで、袖もチューリップみたいになってるので、なんだか簡単なわりに、おしゃれにできました。涼しそうで夏にはよさそう。秋冬は、下に長袖やタートルネックを着てもいいかなぁ。

ちなみに、彫金の技を使ってシルバーでボタンを、手で編む組紐の技を使って紐を編んでみました。すべての部材で自分が関われるよう、こういう時のために!興味をもったあらゆる技術は習得している、といっても過言ではありませんね。

2012年4月12日木曜日

オーガニックコットンー紫!

縦縞を強調した黄色でしたが、今度は大きめのチェックが出来るような柄にしてみました。紫も渋いいい色です。こちらも肌触り抜群です。外すのを忘れて一日中していたりもします。

2012年4月11日水曜日

オーガニックコットンー黄色!

オーガニックコットンのマフラー、人間が装着するとこんな感じです。生地は厚すぎず、でもほんのり暖かみのある、安心なマフラーです。色柄はまだまだ検討中。次は紫です。

2012年4月10日火曜日

春のショール


先日仕上がった強撚糸を使った麻のショールをするのに、いいシーズンがきました。
クシュクシュっと首に巻き付くものの、肌触りはサラサラ。春先の急な温度変化にも安心です。

2012年4月9日月曜日

ピルタナウハ織


織物をはじめてから、いろんな国の織物や、織り方そして織り機に興味をもつようになりました。日本にいながら、ナバホ、スウェーデン、イタリア、インドネシアなど、それぞれの織り方を教えてくれる色々な先生がいて、研究好きなのでこれまでも興味深く習ってきました。

今回は、フィンランド人が教えてくれる「ピルタナウハ織」というものを習得しに。
簡単な木でできた筬と、自分の体、そして机の足が一体化する事で機になります。用途としては民族衣装をとめるベルトや、靴ひも、かなり頑丈な紐が出来上がります。セッティングから出来上がるまでも簡単なので、手軽に織を楽しむのにはおすすめ。

各国の織物は、たて糸とよこ糸を交差させて作るものという基本は共通。必要に応じて作られるため、用途の違いが道具の違い。色んな違いを比較検討して、生活様式の違いを想像するのもおもしろいものです。


2012年3月30日金曜日

オーガニックコットンマフラー完成。

春に間に合いました。オーガニックコットンのマフラーです。
縞模様を中心に、ボーダー、チェック、色んな柄が入ってます。

この糸、「がら紡」といって、やわらかく紡がれていて、とてもふわふわしてます。綿なので薄めに感じますが、長めに作ったのでぐるぐる巻きにするとかなり暖かいです。暖かい上に綿なので熱すぎなくて肌触りもチクチクしません。いろんな意味で快適。

どうやら、洗剤なしの食器洗いにも使えるし、もちろんタオル代わりにも使える。急に温泉にいきたくなったり、汗をかいちゃったときとかにも使えます。あと赤ちゃんのオムツにも。(笑)

特段、ロハスとかオーガニックとかこだわるほうではないのですが、これは出会えてよかったなぁ、という糸。他の色柄をたくさん試したくて毎日糸を眺めてます。

2012年3月27日火曜日

実験結果。


というわけで、なんとか織れた強撚糸の麻のショール。恐る恐る水につけてみました。
そしたらすぐにシュルシュルっとうねりがでてきて、あっという間にウェーブのあるショールに仕上がりました。出来てみると、織ったときの苦労が報われますね。今度織るときにはもうちょっと工夫してなんとか苦労しないようにしたいものです。強撚糸って面白い!

2012年3月26日月曜日

次の研究糸!


ものすごいナチュラル嗜好というわけではないのですが、やわらかくて気持ちのよいものや、本物が好きです。オーガニックコットンは、いままでも気になっていたのですが、どうやら色付きの糸が販売されているという事を知り、ためしに何色か買ってみる事にしました。本当は2色にしようと思ったのだけど、やっぱり我慢でません。6色そろえました。到着するまでが楽しみ、箱を開けてみて楽しみ、それから作って装着するまでが楽しみ。一つの糸に色んな楽しみが待ってます。

まずは春物のマフラーを織ってみるつもりですが、糸が切れやすくてひょっとしたら難産になるかも?という危険をはらみつつ、織柄研究にいそしむのであります。

2012年3月25日日曜日

活動家Aさんの作品より


先日、研究していたサマー&ウインターの布をティッシュケースに仕立てたAさん。
きっちりできていて、なんだかとても品があります。蛍光色に近い黄色がアクセントに入っていい感じです。

2012年3月24日土曜日

実験好きなNより


研究も実験も好きなNは、強撚糸を使って麻のマフラーを織ってます。もう春ですからね。この強撚糸はなにかと言うと、強い撚りがもともとかかっている糸。これをかかっていない糸と一緒におって水をかけると、撚りが戻ってクシュクシュとナチュラルな感じのウェーブがでるそうです。ざっくり言えば、ゴムと普通の糸みたいな組み合わせ。糸が細いので思ったより難関な課題でしたが、実験後(水通し後)を楽しみにしてがんばりました。水通し後はまた後日。

2012年3月23日金曜日

活動家の作品より


研究熱心なAさんは、ソウコウを6枚にして織ってみました。ヘリンボーンがMみたいな形になって出てきます。かわいいティーポットカバーを仕立てたようです。あったかそうでよいですね。

2012年2月29日水曜日

あっという間に数ヶ月。


年が明けてずいぶんたってしまいましたが、まだまだ寒い毎日です。

秋くらいに作った串団子ショール。白、薄いグレー、濃いグレーの三色を取り寄せ、結局3枚一気に織ってしまいました。そのショールの暖かさといったら、今までにない断熱効果。2枚、3枚重ねて羽織ると最強です。家の中で寒いときにはどんどん重ねて過ごしてます。

あんまり気に入ったので、そのうち1枚は友達に譲ってしまったのですが、そこからがはじまり。
友達の友達が気に入ってくれて、注文を受ける事に。とってもうれしい出来事でした。

ヘリンボーンの活動形式をあれやこれやと考えていたのですが、なんだかちょっと答えの一端が見つかったような。始まりのショールです。

2012年1月29日日曜日

活動家のサンプル


織柄の大好きな私たちは、サンプルを織るのが大好き。
活動家のAさんが織ったのはSummer&Winterという柄のサンプルです。
裏と表の柄が違って得した気分になります。