春夏シーズン用に、カシミヤシルクとカシミヤコットンについて、織り方の違う(平織、綾織)とまずは二種類4枚のサンプルを作っております。
コットンカシミヤの糸。こんなに細い糸を織り初心者の頃は織ろうとも思わなかったのだけど、だんだん細い糸を織り慣れ、なんとかそーっと織っております。細いけど、コットンがメインだと丈夫です。でもカシミヤが15%入っているだけで、手触りがやわらかくなります。偉大なるカシミヤ。
フューシャピンク、この糸は、顔色をちょっと艶やかに見せる色です。素敵な年配の女性がさらっと首元にしているのを見かけますね。
仕上がりはとても繊細。さらっとふわっとしています。首元のおしゃれに。
2017年4月25日火曜日
2017年4月14日金曜日
2017年4月10日月曜日
カシミヤ超極細糸、ギンガムチェックカレ、完成。
先日、自分用に作った時に失敗したので、手紡ぎでない、普通の超極細糸の白を仕入れてみました。赤は、ランダムに仕入れた糸なので、残念、この赤はいつもの糸見本にはないのです。でも赤白のギンガムはこの赤の感じがかわいい。またいつか仕入れられたらいいな。
オーダーしていただいた方から、何度もしてみてほしいという希望のあった切りっぱなしの端の処理もトライしてみました。強撚糸なので可能。
ザックリかわいいいい感じですね。
オーダーしていただいた方から、何度もしてみてほしいという希望のあった切りっぱなしの端の処理もトライしてみました。強撚糸なので可能。
ザックリかわいいいい感じですね。
2017年4月3日月曜日
カシミヤシルク赤、平織りカレ完成。
今回は、友達のお母様の誕生日の贈り物にオーダーいただきました。
最近めっきり超極細の糸ばかり織っているのですが、ふと、疑問に思うことがあり、今回は新しい道具を仕入れ、「筬」(櫛状のもの)を新調したのです。
教室で習っている時、筬は一つの隙間に1本、または2本入れることで、密度を調整。例えば、1センチにつき4本と8本の隙間で入れていくものは、1つの隙間に1本か、2本入れることで共用します。
しかしながら、何度も織っているうちにささやかな疑問が生まれました。ひょっとして、特に糸がヨレやすい糸などの時には、ヨコの糸にくっついてしまうのではないか?そして、密度どおりの細かい筬に通した方が、織り目が綺麗なのではないか?という疑問です。
早速、筬を作っている職人さんにその疑問を問い合わせてみることにしたのです。
職人さんからは、「むしろなぜ共用するの?」なぜその手間を惜しむのか、ということを逆に質問されました。答えは、「少ない道具で、なるべく清貧に作っているからだと思います」と。
そう、織物の教室は、いろいろな道具をなるたけ自分で考えてる作るのが基本なのです。
職人さん曰く、仕上がりの風合いは「明らかに違う」のだそう。
清貧の思想は素晴らしいけど、風合いが違うのは気になります。
早速作ろう!と思いました。
というわけで、今回使ってみた筬。風合い、違います。
気持ちも違います。よかった作って、よかった質問して。
でもって、このカシミヤのストール、友達のお母さんもよく気に入ってくれて、
お母さん手作りのパンを送っていただきました。お礼のお電話をしたら、お母さん酵母を天然で作っているそう。また色々な面白いお話が聞けそうです。
今回は道具「筬」についてのお話を少し。
教室で習っている時、筬は一つの隙間に1本、または2本入れることで、密度を調整。例えば、1センチにつき4本と8本の隙間で入れていくものは、1つの隙間に1本か、2本入れることで共用します。
しかしながら、何度も織っているうちにささやかな疑問が生まれました。ひょっとして、特に糸がヨレやすい糸などの時には、ヨコの糸にくっついてしまうのではないか?そして、密度どおりの細かい筬に通した方が、織り目が綺麗なのではないか?という疑問です。
早速、筬を作っている職人さんにその疑問を問い合わせてみることにしたのです。
職人さんからは、「むしろなぜ共用するの?」なぜその手間を惜しむのか、ということを逆に質問されました。答えは、「少ない道具で、なるべく清貧に作っているからだと思います」と。
そう、織物の教室は、いろいろな道具をなるたけ自分で考えてる作るのが基本なのです。
職人さん曰く、仕上がりの風合いは「明らかに違う」のだそう。
清貧の思想は素晴らしいけど、風合いが違うのは気になります。
早速作ろう!と思いました。
というわけで、今回使ってみた筬。風合い、違います。
気持ちも違います。よかった作って、よかった質問して。
でもって、このカシミヤのストール、友達のお母さんもよく気に入ってくれて、
お母さん手作りのパンを送っていただきました。お礼のお電話をしたら、お母さん酵母を天然で作っているそう。また色々な面白いお話が聞けそうです。
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