前回のリネンの糸を買った時に見つけたオーガニックコットンの細めの糸を使って、メキシコのレボソをイメージしたショールを作ってみました。
メキシコのレボソは、20年ほど前にお土産で頂いてから、一番使っているショールです。その柔らかさと、肌馴染みのよさと、さりげない暖かさ、そして生成りという何にでもあう色といい、本当に便利。いつかこういうのを自分で織りたいなぁと思ってはいたものの、なかなかいい糸が見つからず、ようやく試してみたい糸を見つけました。
ハックレースも、前回のリネンの糸と同じ構成なのに、柄が全然違って見えますね。
織り上がり、水通しをすると、レースの部分と平織りの部分の糸加減が変わって、いいヨレ感がでます。
肝心な肌触りですが、しっとり、なめらか。レボソ感たっぷり。
使いながら自分のものにしていきます。
2016年6月30日木曜日
2016年6月16日木曜日
桃色リネンの花びらショール
冬のマフラーシーズンが終わると一旦注文も落ち着き、春夏に向けて何か作ろうかしら、と思い始める頃ですが、何も思いつかないことも多々。糸の色と素材を選んで、レースの織りにして欲しいというご注文をいただき、本を見ながらツラツラと考えて、いま一番作ってみたい織り柄を選ばせてもらいました。
ハックレースというこの織り方、通すところを一定に密度を変えることで糸のまとまりが変わり、レースのような空きができます。平織りとの強弱で花びらのような形が出るのわかりますか?リネンはさらに糸がよれ、まるで本物みたいに丸みが出るのです。織りあがって、水通しをして、乾かしてからこれが出てきて、なんだか嬉しくなってしまいました。
シンプルで可愛らしいショールが仕上がり
ました。
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