今、使っている織り機はアシュフォードの8枚綜絖の手でレバーを操作するタイプ。最初は、そんなに家で織る事はないだろう、と思っていたので、お教室で使っていた高機とは違う、変わった柄を短い長さ織れて、しかもたためるコンパクトサイズなものを選びました。
ところがです。
今年から思いのほか注文が来て、長距離を何度も織るようになりました。
ありがたい事ですが、繰り返しのレバーの上下、少し手が痛くなってきました。足踏みもつけられるのですが、実はそれ、使い勝手がいまいちで、逆にストレスに。
最初に買ったときから引っ越しもして、家も少し広くなり、もう少し織るんじゃないかな、という気分もあり、あと、幅広いものを織ってほしいという声がチラホラ。織り機なんて大きな買い物は人生で何度も買うものではないので、このタイミングで、一番気が済む織り機を選んでみました。オランダ、ルエ社のSpring、110センチ幅のものです。
考えて、考えて、考えて、実物を埼玉県の北本市、カカラウールワークスさんまで見に行ってきました。ここが代理店をやってくださるおかげで、私も知らない国の知らない織り機を手軽に買う事ができます。ありがたいです。
本当は8枚綜絖のつもりだったのだけど、今の在庫が世界に一台、12枚綜絖しかなくて、3月くらいまで待たないといけないのと、8枚と12枚の奥行きは同じ(4枚分の綜絖がないだけ)なので、価格は高くなるのだけど、思い切って12枚にしてしまいました。価格は高くなるのだけど、えいやっと。ちなみに、枚数が多いほど、どんどん複雑な織りが可能になります。
気づいたらものすごく遠いところに来ています。
最初は、もらった織り機を使えればいいだけだったのに...
これからの余生をこの織り機に向かいながらいろんな楽しみをわかちあおうと思います。
とはいえ、いつかやるかと思っていた、紡ぎ機も彫金机もさすがに置き場所はなくサヨナラ。しばらくは織りに集中します。
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