2010年9月22日水曜日

三谷さん



ほぼ日で連載されている「三谷龍二」さんの[10センチ]という連載を読んでいて驚きました。名もなきものだと思っていた私の兵隊さんのブローチ、三谷さんの作ったブローチの写真の中に入っていたのです。
アクセサリーの箱の中からごそごそととりだしてみると、裏側には確かに「PERSONA」という読みにくい字が手書きで。なんとも味わい深い色と素材感がとてもしっくり。

木工を始めた頃に売って作っていたというそのブローチは、長野のペンション等で売られていたという事。私、いつ買った?と思い出を掘り起こしているのだけど、長野で買った覚えはありません。20年くらい前に買ったと思うので、実家周辺だと思うのだけど、ま、いっか。

三谷さんも最初はブローチから。切羽詰まって作ったという割にはとてもおだやかな空気が感じられるその作品。こういう存在感のある作品を作れたらなぁ。



2010年9月17日金曜日

いざ、スピニングパーティーへ



興味のない方にとっては「なんのパーティー?」という感じなのですが、実は毎年楽しみにしているイベントです。2フロアの会場に全国の糸に関するお店や団体が集まります。そして、それを求めている人が同じく全国から集まるのです。織物人口の多さと熱気を体感します。

毎回、いろんなブースで小さな体験教室があります。昨年は、5本の長い針だけを使ってベルトくらいの幅の物を織ったのですが、そのミニマムな織り(北欧の)にいたく感動。数年前に、8枚ソウコウの織でイタリアの織の面白さを発見したのもこの場所。それからナバホ織も興味をもって、後に習いにいきました。

今年は、もうそれほど興味のある物もないかな〜と思いきや、発見!アメリカの小さなプラスチックの織り機の使い方を習ってきました。まさにアメリカらしい味気ないものなのですが、応用次第では色んな物が織れるような。今回は、正方形に織った物をつなげて携帯ケース的なものを作りました。1時間くらいです。

そんな感じで、この会場の中では織や糸を中心に色んな国の文化を学べます。

今回の目的のひとつは、綿の紡ぎだったのですが、ものすごくたくさんのブースで綿紡ぎをやっていて驚きました。まずは綿繰り器(綿と種を分解するもの)を買わないとはじまらないということが判明。ちょっと高いから迷いますね。

あと、道具好きの私としては、北欧のかわいい編み物ができるというフックを買ってしまいました。夢は広がります。

では今後もがんばります!